最後まで我慢して掴んだ勝利!試合体験記

Pocket

みなさんこんにちは、藤井健次郎です。

第1回が2007年、今回が2009年の11月という事で2年間にわたり戦ってきたわけですが。
当時のノートと私の記憶を元に書いていく中で、ブログの内容が今の私のテニスにも参考になっており、いい感じです。
読書のみなさんにとって何かプラスになれれば幸いです。
___________________
試合体験記
タイトル「最後まで我慢して掴んだ勝利」
時は2009年11月     場所:千葉県にあるオムニコート
対戦相手:当時100位台の選手
試合内容を書く前に評価の仕方について少し書いていく。
2009年も終わりに近づき、試合結果を振り返ってみた私。
まったく勝てていない私チュー
結果だけみれば散々であった。
しかし、経験値は積まれた。
戦術も増えたし、技術も向上した。
精神的にも成長した。
とくに精神面は、試合中にパニック状態になったり、イライラしたり、ハイパフォーマンスになったり。
いろんなことを経験しており。かなりタフになっていった。
以前書いたが、テニスの試合には引き分けがなく。試合方式もトーナメントで行われる事が多いため、負けるとすぐに終わってしまう。勝ち負けがはっきりしていてアップセットも起こりづらい。
試合結果を評価するよりも、細かいところをメモしたりノートに記録しながら、少しずつ改善していった方が自分自身を正しく正確に評価できる。その方が飽きたり、諦めたりしなくて済む。
是非毎日一日一日テニスノートを書いてみてほしい。
話を試合にもどす。
季節は秋
夏を超えた身体は軽く感じ、テニスの調子も良い。
コンディションは最高。
試合前ウォームアップ
私「めっちゃ調子いいなぁ」
相手はボールのペースは速くないがボールを散らしてくるタイプである。
私「作戦は相手になるべく良い状況でボールを打たさないように、ボールを散らしていこう」
私も相手と似たような戦術で戦うように決めた。
理由は、当時の私は動かされたり振り回され続けるとミスが多くなっていたし、相手のボールはそんなに速くなく、ゆっくりコースを狙った方がチャンスを作れると思ったから。
試合開始
私のサーブからスタート
私サーブ「センターにフラットサーブ」
相手リターン「バックハンドリターンを私のバックサイドに」
私ラリー「バックハンドをクロスへ打って相手を動かす」
相手ラリー「バックハンドスライスをクロスへ打ってくる」
私ラリー「バックハンドスライスをストレートへ行って相手を動かす」
相手ラリー「フォアハンドをネットへかける」
私「お互いゆっくりの時間で打ち合っているのでコースを狙いやすいぞ」爆笑
そんな感じであっさりキープ
ゲームカウント1-0
相手のサービスゲーム
相手サーブ「ワイドにスライスサーブを打って私をコートの外へ追い出す」
私リターン「コートの外へ追い出されたので、とりあえずセンターにゆっくりリターンする」
相手ラリー「バックハンドをクロスへ打って私を走らせる」
私ラリー「走らされバランスを崩しバックハンドをネットへかける」
びっくり
びっくり
私「このパターンでミスをしてはいかん、走らされたら無理をせず時間をかけて返せばいいから」
しかし、頭でわかっていても実戦でやるのは難しい、、、、、
あっさりキープされる
ゲームカウント1-1
私「サーブで相手をコートの外へ追い出すか、チャンスボールを引き出さないとラリー戦では優位に立てるかわからないぞ」
私サーブ「ワイドにスライスサーブ」
フォルト
キョロキョロ
私セカンドサーブ「センターにスピンサーブ」
相手リターン「バックハンドをゆっくり私のバックサイドに」
私ラリー「バックハンドをゆっくりクロスへ」
相手ラリー「バックハンドをゆっくりストレートへ」
私ラリー「相手のボールがゆっくりなので触れるが、甘くなる」
相手攻撃「私の短くなったボールをストレートへフィニッシュ」
滝汗
0-15
解っていても、実際にやるのは難しい
解っていても、実際にやるのは難しい
解っていても、実際にやるのは難しい
ここからお互いの似たような戦いが始まった。
お互いゆっくりの時間で相手を動かし甘くなったところを攻撃し合う口笛
ゆっくりなペースでボールを打ち合っているのでお互い簡単なミスは出ないが1ポイントを採るのに時間がかかるチュー
地獄の場所取りゲームの始まりである笑い泣き
なんとか自分のサーブをキープして
ゲームカウント5-4
相手のサービスゲームで0-40のチャンスがくる
しかし
そこから
1ポイントがとれない
15-40
30-40
40-40
アドバンテージ自分
40-40
アドバンテージ相手
キープされる
5-5
キョロキョロ
遠い
遠すぎる
チャンスを掴めず
ゲームカウント5-5
逆に0-40とされる
15-40
30-40
40-40とできずブレークされる
5-6
滝汗
またか、
また
ここまできて1stセットを取られるのか
遠い
遠すぎる
5-7
セット間休憩
私「チャンスがあったのに、またセットをとれなかった」
最悪だチュー
私「頭では解ってる、ミスなく狙ったところに打てれば勝てる」
セカンドセット
私のサーブからスタート
私サーブ「フラットサーブをセンターに」
相手リターン「予測とちがったのかリターンが、甘くなる」
私フィニッシュ「あまくなったリターンをフォアハンドでフィニッシュ」
セカンドセット私はリスクを取りに行くと決めた滝汗
私「相手はゆっくりな時間で動かしてくると思っているだろうから、状況をみて打てるときはペースアップして相手の時間を奪っていこう」
頭でわかっていても実際にやるのは難しい
しかし、リスクを取っていかないと勝てない
ギャンブルショットにならないように状況を見極める
口笛
15-0
私サーブ「ワイドにキックサーブを打ち、相手をコートの外へ追い出す」
相手リターン「ゆっくり私のバックサイドにリターン」
私ラリー「バックハンドクロスをクロスへ打ちチャンスを待つ」
相手ラリー「バックハンドをゆっくりクロスへ打ち相手もチャンスを待っている」
私ラリー「バックハンドスライスをストレートへ打ち相手を走らせる」
相手ラリー「ゆっくりクロスへつないでくる」
私アタック「フォアハンドをストレートへ打ちネットへ」
相手パス「ゆっくりクロスへ角度をつけてくる」
私フィニッシュボレー「なんとか触って返したボレーがウィナーになる」
1ポイントが長い口笛
なんとかセカンドセットは6-5までいく。
相手のサービスゲームで再び0-40のチャンスがくる
笑い泣き
笑い泣き
ガーン
チュー
キープされる
6-6
タイブレークへ
キョロキョロ
笑い泣き
グラサン
グラサン
ムキー
口笛
えーん
ニコニコ
ニコニコ
お願い
お願い
7-4でとる
お願い
試合はファイルセットへ
セット間休憩
私「やっと取れたチーン
私「辛すぎるチーン
私「しかも、作戦はもうバレバレや、どうしよう、このままいくかな」
私はリスクを取った。ゆっくり走らせる+突然攻める作戦に決めた。
相手は、あまり時間を奪ってこないが私には攻める難しさを感じた。
解っていても実際にやるのは難しい
ファイナルセット
相手のサーブからスタート
相手サーブ「パシュッ、ネットへかかる」
相手セカンドサーブ「パシュッ、ネットへかける」
ん?
びっくり
痙攣してる
びっくり
そのまま試合は行われたが相手の選手は痙攣のためあまり動けず6-2で終了した。
私も試合後痙攣した。
5-7.7-6.6-2にて勝利。
______________________________________________________
試合振り返り
ゆっくりなペースでお互い打っていたので簡単なミスはお互い少なかったがラリーが長く体力的には、かなりきつかった。
自分には、強烈なサーブや強烈なフォアハンドがないので1ポイント取るのが大変だった。
状況を見極めて、攻撃したのが上手くいったが怖かった。
なんとか勝利したが、長期戦によるダメージは大きく次のラウンドであっさり負けた。
痙攣については今後記事を書こうと思う。
つづく。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です